RPA実践研修企画・トレーニング支援

クライアント

独立行政法人中小企業基盤整備機構

RPAソフトウェア

RPAソフトウェアについては、トレーニング内容に応じて選定した。

課題・要望

中小企業にとっても、少人数の事務部門の業務効率化は重要な課題である一方、人手不足やITリテラシーの問題などからRPA(Robotiscs Process Automation)への導入の敷居が高いのが実態である。
中小企業を多方面から支援する独立行政法人である中小企業基盤整備機構及び中小企業大学校から、事務作業の時間短縮につながるRPA(ITツール)を実践的に学習する機会を提供したいというご依頼を受け、弊社で研修企画を実施した。

導入成果

2019年に人吉校(熊本)、仙台校(宮城)にて、約60名の中小企業の経営者・経営幹部向けに1日研修コースを実施。人吉校(熊本)研修コースの受講者様から「IT活用の考え方・進め方」「業務効率化のIT活用」「実践で学ぶRPAの活用法」については、理解度、参考度ともに100%という高評価をいただいた。

■ 受講者様アンケート(抜粋)

「RPAはあくまでも道具(手段)で、手段の目的化では絶対にうまくいかない」と気づかせてもらいました。上長との話しの仕方も見えました。漠然としていた考え方がまとまりそうでとてもためになりました。」
「丁寧で大変良かったです。実践のサポートもよかったです。」
「実際にさわってみたら面白く、便利なツールだと実感できました。何の部分をRPAツールでできるかなと考えると社内の問題点を見つめ直す良い機会となりました。」

対応内容

■ OCRやRPAといった自動化ツールに関する座学での説明に加え、実際に業務を自動化する演習で構成
■ RPAツールの使い方に留まらず、IT活用の効果や業務の効率化の考え方や進め方も学習・体験できる内容をご提供


<ご提供カリキュラム>

1. はじめに ・研修内容を説明
2. 業務自動化の考え方 ・業務はどうやって自動化していくかを説明
3. 帳票読取り概要・基礎
  • ・画像データから文字を読み取るツールであるOCRの概要・基礎を説明
  • ・その後、OCRツールでの帳票読取りの実機演習
4. パソコン操作の自動化概要・基礎
  • ・パソコン操作を自動化するツールであるRPAの概要・基礎を説明
  • ・その後、RPAツールで注文データの入力自動化の実機演習
5. 帳票読取り→パソコン操作自動化詳細
  • ・画像の読み取りからパソコン操作までをOCR×RPAで自動化する方法を説明
  • ・その後OCRとRPAを連携し、帳票読取りからデータ入力を全て自動化する実機演習
6. 業務自動化のポイント
  • ・自社業務の自動化に着手・効果創出する際の進め方・ポイントを説明